えるキャンプ

高知県在住のアウトドアエンジョイ勢のブログ。

【雑記】キャンプを始める友人たちへ…

 

友人たちが誰かのせいでキャンプ沼に入り始めました。誰なんでしょうね?える氏です。ごきげんよう

 

える氏の思う「始めるならコレ買っとけ!」って内容です。

毎回聞かれて説明するのがめんd(ryゲフンゲフン

 

役に立つかわからないけど、どうぞ。

 

 

 

 

 

キャンプを始めよう

そもそも「キャンプってなんやねん」「何をどうしたらキャンプやねん」って話からなんですけど…

 

ぶっちゃけ自分が「これはキャンプや!」思ってたらそれがキャンプです。

テントで宿泊~傘と寝袋だけで一晩過ごそうとも…それは本人がキャンプだと思っていればそれはキャンプなんです(迫真)

 

まぁよく言われるのが「ピクニックとデイキャンって何が違うんや」ってやつ。

 

これもぶっちゃけ本人の認識の話なんですけどねぇ…

個人的には『超豪華なピクニック=デイキャン』って認識です。

 

なので、カタチにとらわれずに自由に始めましょう!

 

ただ、マナーは超大事。

 

 

 

キャンプのマナー

キャンプ場によって様々ですが、基本的には人として当たり前の感性があればOKです。

ゴミを放置するなーとか、他人に迷惑かけるなーとかそんなレベルです。

 

ただ、キャンプ場は長時間使うことになるし、火も使うのでいろいろ気を付けることがあります。

 

  1. 必要以上に騒がない
  2. 火を使う場合は、使ってもいい所か確認を
  3. 炊事棟を使う場合はキレイにしよう
  4. 他キャンパーの近くに陣取らない

基本的にこの4つを守りましょう。

 

1について。

よく海外ドラマとか映画で、外で音楽垂れ流したり騒いだりしてますよね

あれ、NGです。やっていい場所は…知らないっすね。

貸し切りならいいのかも知らんけど。

個人的にキャンプ場って騒ぐ場所ではないんですよね。

 

キャンプ場には常に他人が近くにいます。

で、キャンプって半日~何泊かする、長い時間がかかる趣味なんですよね。

そんな時間をかけなきゃいけない趣味をしている側で、他人の時間をぶっ壊すようなことしちゃだめですよね?

 

河原のキャンプ場で泳いだりとか、昼間ワイワイするのはいいと思うんですが

夜は絶対にしないよう…他人の迷惑にならないように!

 

 

2について。

キャンプ場によっては〝火気厳禁〟ってところがあります。

多くの場合は焚き火禁止ですよ~って意味の場合が多いみたいですが、トラブルになってもつまらないので、管理人さんがいれば念のために確認しておきましょう。

える氏が行ったことのあるキャンプ場では1か所だけ〝全面火気厳禁〟ってなところもありました。

 

 

3について。

ほとんどの〝キャンプ場〟と言われている場所には炊事棟があります。

キャンプをする場合、どうしても洗い物が出るし、生ごみも出ます。

炊事棟で洗い物をするときに、生ごみをそのままシンクに流したり、放置する人が残念ながらいます…

管理人さんが掃除してくれたりしますが、シンクの排水溝が詰まったり、単純にシンクが汚くなるので、油ものや生ごみは洗う前にゴミ袋に入れて極力シンクが汚れないようにしましょう!

出来れば利用後は、キレイにしておくと気持ちがいいですね

 

 

4について。

1と被る内容ですが…

いろいろとトラブルの火種になるのでオススメしません。

いわゆるフリーサイトでありがちなトラブルですが

・お隣のテントなどのガイロープに引っかかる

・焚き火の火の粉が散ってテントに穴が開く

・他人の存在が気になる

などなど…

 

設営したいと思っていた場所に人がいた場合は潔くあきらめて距離を取って設営しましょう。

個人的な目安は『少し大きめの話声が届かない程度の距離』。

なんやかんやで一番気になるのは他人の話声でしょう…

 

あとガチでやばいのは焚き火の火の粉・灰問題です。

特に火の粉。

キャンプ道具は基本的に高価なものが多いです。

恐ろしいことに、某メーカーのテント一式は諭吉10人分くらい当たり前です。

他人のキャンプ道具に火の粉で穴をあけたなんて大事件です。

逆に自分のテントに穴をあけられる可能性もあるので…

 

他にもいろいろとトラブルになる火種になりかねないので、最初から離れておけばリスク回避できます。

極力距離を離して楽しくキャンプ!!

 

 

タープを使おう

さてさて、前置きが長くなりました。

まずは『手軽に始めるデイキャンプ』ってところから。

 

そもそもタープとは何ぞや?

これです。

単純に日陰を作る屋根。

いろんな種類、素材があるので用途に合わせて用意しましょう。

 

◇素材

・ポリエステル素材

一番ポピュラーな素材。カシャカシャするヤツ。

基本的に軽量で薄いものが多く、よくテントに使用される素材。

大体3000円~の価格帯からで、ホームセンターなどでも売ってて手に入れやすく

撥水処理されているものが多いので手入れが簡単なので初心者向け。

 

注意点としては、生地が薄いため日陰を作る性能は微妙。

最近は暗幕処理をして、しっかり日陰を作ることができるものも出ている模様。

 

ただ、共通して〝火に非常に弱い〟ので、絶対にポリエステル生地のタープの下で焚き火をするのはやめましょう。火の粉がちょろっとつくだけで簡単に穴が開きます。

大きいものが乗ってしまうとガチで燃えます。絶対にやめましょう。

 

・ポリコットン素材

いわゆるTC素材。

コットンを織り込んだハイブリット品。触り心地はほぼ布。

基本的に分厚く、ポリ素材と比べると重い。

大体1万円~の価格帯が多く、高いものでは数万円するものも。

 

火に強く、タープの下でBBQをしたり焚き火をする場合はTC素材にしましょう。
※火に強いとは言っても〝難燃素材〟であるだけで燃えないわけじゃないです。

 

ほぼ布のような素材の為、撥水処理がされているといっても普通に濡れます。

雨、夜梅雨で濡れるので、しっかり乾燥させたりと手入れに手間がかかるので、濡れた場合の乾燥手段の確保をしましょう。具体的に言うと干す場所の確保を!

 

他にも素材はあるけど、代表的なのはこの二つ。

 

 

◇形

有名な形としては

レクタ:四角

ヘキサ:六角

オクタ:八角

の3種類。

ぶっちゃけ好きな形を選びましょう。

ヘキサ型を使っている人をよく見ますが、最近の流行りはオクタ型のようです。

 

個人的にはアレンジがしやすいヘキサ型がオススメ。

こういう感じに広げてあげれば日陰を大きくできたり、大人数にも対応できます。

 

個人的にはタープはキャンプにおいて必需品…!

これがあるだけで〝自分だけの空間〟っていう感じが出るのと

プライベートスペースの確保にもなるので、タープのあるなしは重要だと思っています。

張り方はYouTubeで検索すればたくさん出てくるし

何度か練習すれば一人でも10分かからず張れるようになります。

 

 

テントを選ぼう

デイキャンプでなら必須ではないですが、宿泊をするならあったほうがいいでしょう!!!

というか、キャンプ場におけるプライベート空間はテントの中だけです!(大げさ

 

これはタープよりもたくさんの種類があるのでざっくりと。

 

大きい分類で分けると

・自立型

 地面や木に固定したりつるしたりしなくても自立するタイプ。

 ドーム型やシェルター型など。

・非自立型

 地面や木に固定しないといけないタイプ。

 ワンポール型やハンモック型など。

の二種類。

 

◇ドーム型

めっちゃポピュラーなタイプ。

ザ・テントってタイプの形。

組み立て方が簡単で、説明書通りに建てればまず失敗することはない。

片づけもめちゃくちゃ簡単なので初心者にオススメ。

恐らく一番サイズを選ぶことができるタイプ。

ソロ用~大人数まで。

 

最近はワンタッチテントっていう、傘を開くような感じで建てられるテントもあるので、手間をかけたくない人にはそっちがオススメかもしれない?

 

◇ポップアップ型

組み立てが必要ない、広げるだけで自立するやつ。

車のサンシェードみたいに丸くなってるのを広げるだけ。

宿泊するため、というよりはデイキャンで使うイメージ。

中には大きいものもあるので、いろいろ調べてみましょう。

 

 

◇ティピー型

こういうタイプ。

裾を地面に固定して、ポールで立ち上げるタイプのテントの総称。

個人的にテントといえば△の形してるものなので、ワンポールが一番好きです。
(最近軍幕タイプ買いましたがね!)

サイズ的にはソロ~2人くらいのサイズが多いかな?

 

 

◇軍幕タイプ

単純にワンポールの2.5倍くらいの広さのあるツーポールタイプ。

ソロ用~家族向けまで。

える氏はこれをソロで使います。サイズ感がおかしい?だまらっしゃい。

 

 

◇シェルター型

たぶん代表的なタイプ。ツールーム型とも。

リビングスペースと居住スペースが分割されているタイプ。

基本的にはファミリー向けサイズ。

 

 

◇家

これは友人のテント。

どう見ても家ですが、シェルター型の一種です。

 

いろいろな種類があるので、人数や用途に合わせて購入しましょう。

える氏からのアドバイスは一つ。

 

大は小を兼ねるので、大きいの買いましょう。

 

 

焚き火をしよう

さぁ皆さん、キャンプといえば!?

そう、焚き火です。
何ならえる氏は焚き火をするためにキャンプに行っているといっても過言ではありません。マジで。

 

ただ、焚き火は注意すること、用意するものがたくさんあります。

今回は〝最低限これは必須〟というものだけで。

 

  • 焚き火台
  • スパッタシート(焚き火シート)
  • 火消壺
  • 火ばさみ
  • 鉈/斧
  • その他

 

まず焚き火台

焚き火って地面でするイメージが強いと思うんですよね。

ただ、〝直火〟での焚き火を禁止しているキャンプ場が多いんですよね。

なので焚き火台を使って焚き火をします。

※直火禁止の理由はいろいろありますが、単純に片づけができない/芝が燃えるなどの理由がほとんどです。理由はどうあれ、キャンプ場が禁止しているところで直火で焚き火をするのはやめましょう

 

焚き火台もいろんな種類があって、多分キャンパーの性癖こだわりが一番強く出る部分だと思うので、個人的には一番のこだわりポイントだと思っています。

 

有名メーカーの鉄板タイプから、ガレージブランドのこだわり品まで。
いろいろなタイプがあるけど役割は共通で〝地面へのダメージを減らすこと〟につきます。

 

直火でやる場合、芝が燃えたり、燃えた芝は死んでしまうので地面が禿げ上がります。

先にも触れましたが、直火の場合、片づけが大変だったりするので、灰を受けられる焚き火台が必要なわけですね。

 

次に必要なのがスパッタシート。

これは焚き火台の下に敷いて使うもので、はじけた灰や火の粉が地面に直接落ちないようにするためのもの。

結構、薪って破裂するので焚き火台の下にぽろぽろ落ちるんですよね…

特に芝生のキャンプ場では必須クラスのアイテムだし、そんなに高価なものでもないので焚き火台とセットで買いましょう。

サイズはいろいろあるけど、個人的には1m×1mサイズがオススメ。
まぁ焚き火台のサイズによって必要サイズは変わるんですけども。

あと、片づけするときに灰をまとめて火消壺に流し込めるので、片づけの際にも便利です。

 

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いろんなサイズがあるので好きなものを買いましょう…

あと、素材の関係で指にガラス繊維が刺さったりするので、触るときはグローブがあったほうがいいですね。刺さると非常に痛い。抜けないし。

 

 

次に必要なものが火消壺。

これは焚き火をするなら絶対必要です。

燃え残った薪や炭なんて水ぶっかけとけばOKでしょ、と思っている初心者さん!

不十分です。

水をかけて消えるのは、炭や薪の表面上の火だけです。
実は芯の部分はかなりの熱量を持ったままです。
なので、完全鎮火させるためには科学的にしっかり処置する必要があるわけですね。

なので火消壺を使います。

火が付いたままでもいいので、灰ごと火消壺に突っ込んでフタをしていれば、空気が枯渇して完全に鎮火します。

さらに鎮火した後の薪や炭は着火しやすいため、次の焚き火をするときに使いやすい火つけになるわけですね。

間違っても、水ぶっかけた後ゴミ袋に入れとこう…なんてことをしないように!
火事になります。絶対やめましょう。

 

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次に必要になるのが火ばさみですが、これは薪や炭をつかんだり位置調整するために使うもので、ぶっちゃけトング状のものであればなんでもOKです。ダイソーなんかで売ってるものでも十分。

まぁ見栄えの問題もあったりするのでいろいろ見てみるといいでしょう(丸投げ)

素手で炭とか薪を掴めるなら必要ないですが、無理だともうので必需品です。

 

 

次のは…必需品ってわけでもないですが、焚き火を楽しむなら是非用意したいもの…

そう、薪割りをするための鉈!!ナイフでも可!

極力かっこいいものを選びましょう!テンション上がります。

これも正直ピンキリで、安くていいものもあります。
最初に買うオススメはモーラナイフですね。

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安価でちょうどいい刃渡り、刃厚で、手入れもしやすいのでオススメです。

まぁモーラナイフといってもいろんな種類、素材があるのであくまで一つの選択肢として。

 

個人的に、薪割り用のナイフ/鉈を購入する場合は、刃厚4㎜~がオススメ。
える氏の使ってる鉈(写真/左)は地元高知の鍛冶屋さん和式刃物専門店 鍛冶屋トヨクニさんのを使っています。
みためがめちゃくちゃカッコイイし、切れ味抜群。しかも鍛造品なので切れ味が落ちづらいし錆びづらい!めっちゃ頑丈!!そして見た目カッコイイ!!!

斧は安心と信頼のハスクバーナ。カッコイイ!

 

※注意※

もちろん刃物なので銃刀法に抵触します。
車に積みっぱなしにしておくとか、不必要なときに持ち歩いてるともちろん捕まるので無駄に大きいものは控えましょう…
明確にセーフってわけではないですが
・使用目的がはっきりしている
・すぐに抜き出せない状態
であれば、いざ職質にあった時も大丈夫だそうです。
でもむやみに刃渡りの長いものを持っているとその限りでもないそうなので、注意が必要です。

 

その他にもあったらいいものはいっぱいあるけど…

・チャッカマン
・革手袋
・火吹き棒

などなど。

 

 

クーラーボックス

ハードクーラーとソフトクーラーがあります。

ハードクーラーはよくあるボックス型のタイプ。
長時間冷やす場合はこっち。

ソフトクーラーは折りたたんだりできるタイプで
保冷力はそんなにないけど、ちょっとした物を冷やしておくのに便利。

ハードとソフトの中間にセミハードなんてものも。ハードとソフトのいいとこドリップみたいなやつです。

 

える氏の場合は
ハード→食材や氷など
ソフト→缶のドリンク
って感じで使い分けてます。

ハードクーラーはピンキリで、ホムセンで売ってる3000円くらいのから、某海外メーカーの5万円以上するものまでいろいろあります…
違いは保冷力だったり素材の違いなので使う時間、入れるもの、容量で選びましょう。

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よくスポーツショップとかで扱ってるクーラー。
個人的にはこれがコスパ最高だと思ってる。
容量選べるし、それなりの保冷力。
ちょっと小さいかな?くらいのものを買っておいて、買い替えた後ドリンク専用にしてもいいかもしれませんね!

 

 

さてさていろいろ紹介したけど最終的には自己満足の領域に入ってくるし
最終的には好きなメーカーで揃えたり、こだわりで揃えたり人によって〝色〟が出てくることでしょう!